治療点のとり方 < 器官系別 > | 頭、脳、神経の病気

治療点のとり方 < 器官系別 >
頭、脳、神経の病気
のぼせ(第8図)

 頭痛のつぼ(2図)に加えて
 足の外踝の後(崑崙)⑴
 外踝の前の窪み(金門)⑵
 足裏土踏まずの前中央部(湧泉)⑶
 土踏まずの後部より ⑷
 足への刺激は少量から始める。急激な強い刺激は貧血などの副作用がある。

のぼせ(第8図)
うつ病、神経症、恐怖症(第9図)

 頭中心頂上(百会)⑴
 耳垂の下線を後に頭骨下縁下の窪(天柱)⑵
 耳垂中央の高さを後に髪の生際(風池)⑶
 首を前に曲げると肩の高さで突出する頚椎骨二個の間(大椎)⑷
 肩の筋肉の中央(肩井)⑸
 背骨第2胸椎下の両側3㎝(風門)⑹
 同じく第四胸椎下の両側6㎝、肩胛骨中央の高さ内側(膏盲)⑺
 第九胸椎下両側3㎝(肝兪)⑻
 第11胸椎下両側3㎝(脾兪)⑼
 第2腰椎下両側3㎝(腎兪)⑽
 へそとみぞおちの中間、正中線(中脘)⑾
 みぞおちの上端(鳩尾)⑿
 臍の両側4㎝(天枢)⒀
 手首内側中央(大陵)⒁
 足の甲一指と二指の分かれ目(大衝)⒂
 足の裏、土踏まず前端中央(湧泉)⒃
 土踏まずの後端 ⒄
 手、足の冷えを防ぎ血行促進に腹式呼吸と手足の運動

うつ病、神経症、恐怖症(第9図)
いびき、不眠症( 第10図)

 (入・熟睡眠障害、中途・早期覚睡、睡眠時無呼吸症など)
 手の小指、爪の外側上2㎜(小沢)⑴
 足の小指、爪の外側上2㎜(至陰)⑵
 うつ、神経症、恐怖症の図(9図)の内、指先で押してよく感じるツボ、うつぶせ寝を心がける。

いびき、不眠症( 第10図)
てんかん(第11図)

 手、親指、爪内側縁の上2㎜(小商)⑴
 足裏、土踏まずの前縁、中央部(湧泉)⑵
 内踝の中央下3㎜(照会)⑶
 外踝の中央下3㎜(申脈)⑷

てんかん(第11図)
目まい(第12図)

 足の親指、爪の中央の真上2㎜に強い刺激を ⑴
 外踝の下の窪み(申脈)⑵
 手、中指関節(にぎると突出す指の根元の骨)の四・五指の間(中渚)⑶
 手、親指と示指の間の筋肉の後縁(合谷)⑷
 頭の頂上(百会)⑸
 外目尻の1.5㎝外(瞳子髎)⑹
 耳垂の中央の高さで後、頭骨縁(風池)⑺
 耳の下の高さを後、僧帽筋(背中、肩から上がる筋肉)の前縁(天柱) ⑻

目まい(第12図)
乗り物よい(第13図)

 手首内側、横紋の上中指三本分(内関)⑴
 腹部、みぞおちと臍の中間(中脘)⑵
 手の平、示指と中指の付け根から上に中手骨の中間(労宮)⑶
 へその両側4㎝(天枢)⑷
 三〇分程前に準備できればよいが、酔ったときでも、1や3への指圧で治められる。
 乗り物内で頭を動かすと悪くなる。上を向いて静かにする。

乗り物よい(第13図)