健康だより

膝関節の痛み

膝の障がいでの痛みのほとんどは、日本人的生活では、O脚の結果、内側半月板が圧迫で損傷し、その破片での刺激や骨頭の軟骨の損傷と変形していくことが多い。
女性は閉経後の骨の変形する時期から多くなるので、なるべく内側に負担がかからないように足先を外に向けるよう心掛けて歩くことや長時間の正座は控えて、場合によっては外側を高くした靴底(インソール)をシュードクターに診てもらう等で解決できる。

男性のO脚はアグラをかくことで多くの人がある割合には痛む人が少ないのは半月板とその他軟骨が丈夫で損傷時の回復力があるのではと思われる。
関節にある軟骨には血管等の代謝をする機能がなく、動くことでの圧力の変化での滑液等の出入で行われると考えられる。正座を含めて1回に10分間程以内で膝を深く曲げて関節及びその中の軟骨の新陳代謝を1時間に1回以上行うことで回復も可能である。
リハビリ目的の運動動作は炎症のある間、強い痛みが出る動き、湯の中で痛みを感じにくい事での過動作等悪化する過激な動きには注意する必要がある。
〔経穴経絡書12頁第7図〕