はり・灸は体表部の刺激で身体に治療作用を与えることで多大な効果が経験されている。しかし、その作用機序は説明に合理性が欠けたり、主観的で論理に合わないものが主流であり、
特に中国文化から生れた東洋医学論が科学的発展の足枷のひとつではと考えられる。
各種有名人の多くがはり・灸治療を受けて、治病効果を体験していながら公表しないばかりか治療を受けたことを隠す人々が多いのに失望するところである。

・占い、宗教、思想文化から科学の中での鍼灸治療の立位置の明確化
・刺激治療法、作用から結果に対する科学的証明
・活動結果からの鍼灸に対する信頼醸成

鍼灸師による治病の成果は高いものがありながら、日本での一般の認識や理解が得られていない現状を変更すべく、鍼灸及び鍼灸師の信頼と地位向上を主な目的のひとつにした組織を希望するところです。