治療点のとり方 < 器官系別 > | 泌尿器系の病気

治療点のとり方 < 器官系別 >
泌尿器系の病気
腎盂・腎炎、蛋白尿他腎臓の病気(第38図)

 腰のいちばん細い高さ、第二腰椎突起下(命門)⑴
 命門の各4㎝両横(腎兪)⑵
 腎兪の椎骨一つ分上(三焦兪)⑶
 仙椎穴(上・次・中・下髎)⑷
 耳垂の下の高さを後に頭骨下縁の窪(天柱)⑸
 第一胸椎突起(首を前に曲げると二個突出する下の骨)の下の両横4㎝(大杼)⑹
 大杼の脊椎突起二個分下(肺兪)⑺
 みぞおちとへその中間(中脘)⑻
 へその真上3㎝(水分)⑼
 へそから斜上に5㎝(滑肉門) ⑽
 へその両横各4㎝(天枢)⑾
 手首、背側、横紋中央(陽池)⑿
 下肢内側、内踝の中心から上に9㎝、脛骨の後縁(三陰交)⒀
 内踝の下の窪み上縁(照海)⒁
 刺激の強い食品は避け、体の特に下半身の保温。

腎盂・腎炎、蛋白尿他腎臓の病気(第38図)
頻尿、肪胱炎、前立腺肥大、排尿異常(第39図)

 腰のいちばん細い高さ、脇腹横で12肋骨に触れる上の高さで背骨の4㎝両横(腎兪)⑴
 腰骨の上縁の高さ、第四腰椎下の両横4㎝(大腸兪)⑵
 へその中指一本分巾下の両脇指巾半分(中注)⑶
 へそと恥骨上縁の中間より少し下(関元)⑷
 恥骨の上縁(曲骨)⑸
 内踝の中心から上に9㎝、脛骨後縁(三陰交)⑹
 膝内側後より下、脛骨頭の後下際(陰陵泉)⑺
 膝内側前より、指四本巾分上、大腿四頭筋(内側広筋)の後下部(血海)⑻

 内踝から大腿上部まで、軽くさすったり、ストレッチなどでの刺激、及び保温が有効。

頻尿、肪胱炎、前立腺肥大、排尿異常(第39図)
糖尿(第40図)

 肩甲骨上部の峰(肩甲棘)の高さで、背骨の両側4㎝(肺兪)⑴
 肩甲骨の中心の高さ、背骨の両側4㎝(心兪)⑵
 腰骨の上側から4㎝上(腰のいちばん細い高さ)で背骨の4㎝両横(腎兪)⑶
 腰骨上縁の高さ、背骨の両側4㎝(大腸兪)⑷
 腰を少し曲げると突出する腰骨の内下(膀胱兪)⑸
 みぞおちとへその中間(中脘)⑹
 へそ真下3㎝(陰交)⑺
 へそと恥骨上縁の中間より少し下(関元)⑻
 膝の内側後よりの下、脛骨頭の後下縁(陰陵泉)⑼
 内踝の中心から9㎝上、脛骨の後縁(三陰交)⑽
 膝の外側前、前脛骨筋の上縁、窪みの下(足三里)⑾
 外踝の中心から9㎝上(懸鐘)⑿

 化膿しやすいので、傷や火傷に注意。

糖尿(第40図)